2004年09月03日、岡山県津山市で起きた小3女児殺害事件。当時9歳の筒塩郁子さんが1階の部屋で胸や腹など数箇所を刺され遺体として発見されました。
事件から14年。未だ犯人は見つかっていませんでしたが、2018年5月29日に別の事件で服役していた39歳の男が殺害を認めたことが明らかとなりました。警察は30日にもこの男を逮捕する方針です。
この記事では犯人の顔画像・事件詳細について紹介していきます。
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事件詳細
事件当日の2004年09月03日、被害者である筒塩郁子さんは15:15に学校から帰宅しました。そして20分後である15:35に遺体として発見されたのです。死因は出血多量が有力ですが、一部では窒息死では?との声もありますが、厳密な死因については好評されていません。
つまり、犯行が行われたのは15:15〜15:35の約20分間。岡山県警は13,500人の捜査員を投入しましたが決定的な証拠を得ることができず、未解決事件として有名になりました。
事件当日の流れ
事件当日の流れを時系列にまとめました。
13:45頃 母親が仕事のパートに向かう 13:55 ・母親が職場に到着し、タイムカードを押す
・宅配業者が女児宅にメール便を届けている。ドアが開いていたため、玄関内に置いている。14:00 訪問販売員が女児宅の玄関を開け、中に声をかけている。 14:40頃 小学校の「帰りの会」が終わる。「この時間に友達と2人で下校した」という報道もあった。 14:47頃 自宅まで700mの所で、「元気のない様子で歩いている」女児が目撃されている。 14:50頃 ・「友人が下校した」とされている。
・しかし 14:47に女児が目撃されている。またこの時間から推測すると帰宅は15時頃となる。14:50〜55分 美容室の前を通過(自宅との距離は500m)。 15:05頃 「自宅まで200mの所を1人で歩いている」姿を、近所の女性(42)が目撃。女性宅の犬を見て、通り過ぎている。 15:15〜15:20頃 帰宅時間とされていたが、目撃証言から考えると、もっと早いと思われる。 15:35頃 姉が帰宅し、女児の遺体を発見。母親に電話をする。 15:47頃 母親が119番通報する 15:53頃 ・救急隊が女児宅に到着。
・病院へ搬送され、死亡が確認された。
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犯人のプロフィール・顔画像は?
今回、犯行を認めた別事件で服役中の勝田州彦容疑者(39)のプロフィールをまとめました。
名前 | 勝田州彦 |
年齢 | 39歳 |
職業 | 不明 |
この男は3年前に兵庫県姫路市の路上で女子中学生をナイフで刺し、大怪我をさせたとして岡山刑務所に服役中でした。そのことから勝田容疑者は「女児に対して特別な感情を抱く人間」とされています。幼少期にコンプレックスを抱えるような出来事があったのでしょうか。
犯人の顔画像はこちらです。
引用:NNN
当日の鍵・室内・被害者の様子
鍵、施錠、侵入の形跡など
・玄関のドアは、13時55分の時点で開いていた。
・家族が共有する合鍵は、「外出時は玄関横の牛乳瓶受けに入れ、帰宅に使用したら玄関入り口に置く」と決められていた。事件発覚時には玄関入り口にあった。
・女児が持っていた鍵は、室内にあった。
・姉が帰宅した時、ドアは閉まっていたが、鍵は開いていた。
・玄関以外は、全て施錠されていた。
・女児は、帰ってくると部屋が暑いので、最初にガラス戸をあけ網戸にする習慣だった。姉が帰ってきた時、ガラス戸は閉まっていた。
・室内が物色された形跡はなかった。
・「部屋の入口付近の、棚の上」に置いてあった飴の缶が落ちて飴が散乱していた。女児の体の上にも、飴が散らばっていた。
引用:https://ja.wikipedia.org/
傷、血痕、着衣など
・死因は、失血死か窒息死と考えられているが、判明していない。
・首を絞めたり、口や鼻を押さえたりした跡はなく、窒息の原因は不明。
・腹部、胸部を3カ所ナイフのようなもので刺されている。
・発見時、女児の顔は真っ白だった。
・1階の8畳間に倒れていた。この部屋は、玄関から部屋1つを挟んだ位置にある。
・1階の居間には多量の血が流れた跡があり、他の部屋には血痕はなかった。
・「白いブラウスと、紺色の短パン」の、小学校の制服姿で倒れていた。
・衣服に乱れはなかった。
・女児の体の下には、13時55分に配達されたメール便があった。
・発見時は、うつぶせで倒れていた。
・抵抗した痕跡はなかった。
・切り傷や骨折はなかった。抵抗するか、逃げたりした場合は手や背中に負傷することが多いが、そこにも傷はなかった。
・室内には、女児が逃げようとした形跡はなかった。
引用:https://ja.wikipedia.org/
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事件当日の不可解な4つの点
この事件は未解決事件として有名になりましたが、その理由として4つの不可解な点があります。
不可解な点1. 犯行に使用された凶器が見つからない
女児は鋭利な刃物で身体を複数回にわたって刺されていますが、今日まで犯行に使用された凶器は見つかっていません。被害者宅のナイフも使用されていませんでした。
不可解な点2. 被害者に着衣の乱れがない
被害者である郁子さんには着衣の乱れがありませんでした。普通、見知らぬ男が部屋にいたとすると必死に抵抗して着衣に乱れが生じると思いますが、今回はそれがありませんでした。
不可解な点3. 室内に荒らされた形跡がない
室内には荒らされた形跡が見つかりませんでした。
不可解な点4. 自宅の鍵や窓は壊されていない
外から侵入した形跡はありませんでした。家の玄関には被害者女児のものと思われる鍵が綺麗に置かれていたため、玄関の鍵は被害者本人が開け、その後室内で犯人に殺害されたと考えられています。
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当日に目撃された不審者
事件直前、「ボサボサ髪の若い男」が女自宅から南西に100m離れた高架下で、近くにいた女児を見て薄笑いをしていた、との情報がありました。この男が今回、犯行を自供した39歳の男では?と言われています。
事件前の不審な出来事
女児宅の車庫で、自動車のタイヤホイールのボルトが、4本とも何者かによって緩められていた。同じ時期に、もう1台ある自動車のワイパーも、もぎ取られていた。
その他
・事件現場周辺は人通りは少ない。しかし、中国自動車道の側道で抜け道となっている道路沿いで、車の通行量は多い。
・部屋の中央にはテーブルが置いてあり、女児は、そのテーブルの脇で倒れていた。
・14:47に目撃された時、「子供らしい明るさの表情」ではなく、「うつむきかげんで無表情」だった。
・14:50 – 55に目撃された時、いつもは「店の窓を叩いて、美容師や犬に挨拶をする」のに、「一瞬覗いただけで帰って」行った。
・隣の住人は、人の出入りや物音に気付かなかった。
・現場近くでは、空き巣被害が出るなどしている時期で、回覧板などで注意が呼びかけられていた。
・岡山県内では、2000年から2004年までの間に2件の児童行方不明が起きている。
引用:https://ja.wikipedia.org/
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まとめ
被害者のご冥福をお祈りします。