アメリカで重度の皮膚疾患を持ち、1年間皮膚がない状態で生き続けた赤ちゃんがネットで大きな話題になりました。
原因はまさかの日本でもよく使われるアレでした…。
地獄のはじまり…
アメリカに住むステファニーさん(35)には、イザイア君という息子がいました。
幸福感で包まれるはずの生まれてから最初の1年は、過酷な地獄の日々になったそうです。
その理由は、生まれつきの赤い発疹です。
初めはただの赤い発疹だったのですが、匂いの強い香水などにさらされただけで、発疹は急激に悪化。
それは血が滲むほどに酷く、医者は、重度のアトピーと診断し、ステロイドクリームが処方されました。
母親は祈るような気持ちで息子に塗り、快方に向かうはずだったが・・・。
今度は体全体に、重度の発疹が出てしまったのです!
病院に駆けつけると、医者はさらに大量のステロイドを処方しました。
母親は、イザイア君の体に薬を塗っては、一時発疹が治り、大喜びした。
しかしその後、さらに急激に悪化し落ち込むという地獄のループの繰り返し・・・。
わらをもすがる思いで、母親は数え切れない程の医者に診せたが、イザイヤ君の肌はひどくなるばかり。
毎日が本当に地獄のようだったそうです。
1日中シンクで過ごす日々に…
なんと、イザイヤ君は一日中、シンクの横で過ごすようになりました。
その理由は、水に浸かっている時だけ、痒みや痛みから解放されるからだとか。
目の前で苦しむ最愛の息子に、母親のステファニーさんはたくさんの病院に出向いたそうです。
しかし医者は…
「母乳のタンパク質が元凶。絶対に与えるな!」
と、ステファニーさんの母乳が原因だとイザイヤ君に触れることすら許さなかったそう。
5か月後、症状がこれまでにないくらい悪化したイザイヤ君に、悪魔のような医者は、もっともっと強いステロイドクリームを処方しました。
泣き止まないイザイヤに母親は、どんどん追い詰めらていく。
しだいに、感染症が恐ろしくて、外出などとてもできなくなり、体を掻き毟らないように両手をガーゼで固定。
体全体にクリームを塗り、ガーゼで包む、異常事態に突入してしまいました。
母親は医師の診断を疑った結果…
一向に回復に向かわない息子を見続け、医者の診断が信じられなくなった母親は、インターネットで血眼になって息子の肌について、調べたそうです。
その結果…
「ステロイド離脱症候群」
という病名にたどり着きました。
なんと医師の出すステロイドの薬が、逆にイザイヤ君を苦しめていたのです。
ステファニーさんは自分でこの病名について調べた結果、息子の回復を祈り、毎日塗っていたステロイドこそが悪魔の薬だったことに気がつきました。
その後ステファニーさんは、ステロイドをゴミ箱に投げ込み、息子の肌に優しい成分を調べローションとクリームを自分で作り、塗りました。
特にレモングラスと亜鉛を入れたクリームは、効果てきめんだったそう。
嘘のように、イザイヤ君は回復していったそうです。
その後イザイヤ君は、肌が痒くなると、母親の所にやってきて、手作りの薬を指差すようになり、赤い発疹はほとんどなくなりました。
母親は、やっと最愛の息子との普通の幸せをかみしめたことでしょうね。
まとめ
母親のステファニーさんによると、診察を受けた35人の医者全員が、アトピーだと診断したそうです。
これはひどすぎますよね。
結果的に、医者たちの誤診のせいで、母子は10ヵ月以上拷問のような苦しみを味わったのですからね。
幼い子供を持つ家族は、ステロイドの危険性について熟知すべきです。
医者の言うことを過信してはいけません!
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