厚生労働省の統計によると、平成27年度の人工妊娠中絶の件数は17万6388件。
中絶によって「命を処理する現場」は、私たちが想像出来ないほど悲惨でした…。
マンガで描いた人口中絶の実態!
出典;http://neta-reboot.co/21370/
出典;http://neta-reboot.co/21370/
このシーンでは看護師さんが、母親の胎内にいた「命だったモノ」を淡々とピンセットでつまみ上げ、小さな容器へと移しています。
残酷ですが、これが命を処理するということなのでしょうね。
母親の胎内にいた赤ちゃんは生きながらにして切断され、頭蓋骨を砕かれ、吸引機で外に引っ張り出されます。
ただ、この時点でも胎内の赤ちゃんには既に五感が備わっており、恐怖や痛みを感じ取ることもできるので、処置を行うときには胎内で赤ちゃんが逃げ回ることもあるのだそうです。
その後取り出された亡骸は産業廃棄物として扱われ、処分されてしまうのです。
世の中には祝福をされて産まれてくる赤ちゃんが多いですが、望まれずに産まれてくる赤ちゃんがいることが現実です。
「中絶」という選択によって、産まれる前に消えてしまう命もあることを知っておくべきですね。
作者にとっては作業だった…!
このマンガの作者は、17歳の時に看護師見習いをしていた沖田×華(おきた ばっか)さん。
出典;http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/13/storybakka-okita-tomeinayurikago2_n_7782706.html
沖田さんは当時、処置した胎児をケースに入れる「命だったカケラを集める作業」をしていたといいます。
その様子をこのように答えていました。
母体から出された中絶胎児を専用のケースに移して、業者さんに渡すだけです。
本当に簡単で、誰にでもできる仕事でした。処置室の壁に貼ってあったマニュアルも「これに入れて伝票を書く」「伝票の控えはとっておく」というレベルです。
あとは「後片付けまでちゃんとやりましょう」みたいな。
これから母親のお腹の中で成長し、出産するはずだった1人の人間の命が、中絶によってこんな作業をされているとは思いませんでした。
悲惨すぎます…。
処置後の胎児はすごくきれいだった…!
出典;http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/10/bakka-okita-tomeinayurikago_n_7767708.html
当時の沖田さんは17歳、処女だったこともあり初めての中絶のオペはとても衝撃的だったという。
赤ちゃんが生まれる=必ずしも幸せハッピーなわけじゃないことを肌で感じ、絶望したのだろう。
沖田さんは初めて中絶のオペを見たときの様子をこう語っている。
初めて真正面から中絶のオペを見た様子を漫画では(自分を)無表情に描いてますけど、
マスクの下はあわあわ状態というか、心の中で悲鳴をあげてましたね。ああ、こういうことやっていたんだ、って。
グロいとか気持ち悪いっていう感覚はまったくなくて、すごく不思議な気持ちになりました。
今、ついさっきまで生きていたのが、なかったことになってしまった不思議というか。
胎児って半透明ですごくきれいなんですよ。だからポーッと見ていた覚えがあります。
胎児とはいえ、1人の人間が小さなケースに入れられ、亡くなる様子を見て、唖然としてしまったのでしょうね。
現在の日本人の死因第2位は中絶!
現在、日本の年間のガンによる死亡者数は男性が約20万人、女性が約14万人、合計すると34万人になります。
一方で人工妊娠中絶の年間件数は約20万件。さすがにガンには及びませんが、それと比べても見劣りしない程に人工妊娠中絶による堕胎による胎児の死は多い事が分かりますね。
この人工妊娠中絶の年間件数は心疾患の死亡者数の約19万人を超え、日本人の死因第2位になっています。
ネットの反応
◆やっぱり中絶するときって赤ちゃん痛がってるんだ。
◆育てられないなら避妊するべきだな。
◆中絶で死ぬ人数多すぎ!
男女を問わず、知っておくべき事実があります。
現在の日本では避妊方法はいくらでもあるので、しっかりと考えるべきですね。
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